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【No.79】出会い、つながり、そして自分の成長のために 

こんにちは。ケニアよりBenzoです。

ハート ni シュート@更生学校カップのイベントも終わり、

配属先の保護者会&終了式も終わり、

ターム(学期)休みの足音もすぐそこまでやってきたという今日この頃。

学校が休みなら、活動も暇になるかと思いきや、

今年の自分はちと違う。

去年は暇すぎて死にそうでしたが・・・。

ターム中と比べると多少暇になりますが、

それでもなんやかんやで昼間は書類作成のため、パソコンとにらめっこする日々。

それに加えて、最近は新しい出会いのおかげで、生き生きと忙しい日々を送っている。



今日は先日話したKESTES奨学生の話。

この前のブログでも書きましたが、

最近、自分がケニア隊有志で活動しているKESTESの

奨学生支援担当者になろうと本気で考えています。

これまでのケースは隊員配属先の生徒というケースがお約束だったけど、

今回は、イベントブースの出展から繋がってきた話。

今は、その子はKESTES奨学生候補生ということになるのだろうけど、

何とかして、KESTES奨学生の仲間入りをさせてあげたいと考えている。

ブース出展からの話なので、その子の学校にはこれまでのように隊員がいるわけではない。

だから、若干細かいやり取りには時間もかかってくるだろうし、

自分の活動にも支障が出てくる可能性もある。

でも、決めました。

自分が帰国する来年9月24日まで、とことん支援をしていきたい。

そう思えたのは、先週彼女に始めてあって奨学金の話をしたときの彼女の顔が忘れられないから。

昨日、その子の家族に会って、彼女の家族がどんな家族なのかがわかったから。



KESTES奨学生になるためには、協力隊員の推薦が必要なので、

奨学生に申請しようとする場合、奨学生候補生とその子の家族に

推薦しようとしている協力隊員が会って面談をする必要がある。

家族に会ってきたのは、どんな生育暦バックグラウンドを持った子どもなのかを調査するため。

インタビューって結構思ったよりも難しかった。

けど、ケニアに来たときにJICAのスタディーツアーでミツンバを訪問したときの経験が生きた。

まず、名前、年齢、出身、家族構成から聞き取りを始めて、

仕事やお母さんが結婚した時期を聞いていき、最終的に家計のことまで聞き出していく。

奨学生として申請しようとしている子は18歳の*高校4年生の女の子で、

生まれた頃からナイロビにあるマダレスラムで育ったということだった。

彼女は、3人兄弟の一番上で、下に奨学生の妹と弟がいる。

二人は公立の学校に通うけれども、学校の施設維持費などでお金の出費がある。

家の家賃は、一月2,000*ケニアシリングの家に住んでいるけど、

だいたいスラムの家ということだからどんな家かは想像がつく。

生活費は、お父さんが毎朝マンダジを売って1日200ケニアシリングを稼ぐのがやっと。

単純計算で1日の稼ぎを1か月分に直すと、収入は6,000ケニアシリング。

そのうちの3分の1が家賃で消える。

残った金額4,000ケニアシリングの中から

家族5人全員の食費や子どもたちの学費を搾り出さないといけない。

単純計算で割ると1人当りに使えるお金は1月800ケニアシリング。

それを1日換算すると、1人当り1日約26ケニアシリング。

因みに、ケニアの高校の年間学費の平均値はだいたい35,000ケニアシリングぐらい。

そんな生活状態で、子どもの学費を出すのは到底難しい。




彼女の夢は、将来お医者さんになって、スラムの人々を助けること。

生まれた頃から、身を寄せ合って苦しいときも嬉しいときも

スラムの人たちと共に生き抜いてきた彼女だからこそ持てる夢なのだろうと思った。

いままでの3年分の学費は近所の人たちからの寄付金で賄ってきたそうだ。

この寄付金は、彼女のお母さんが近所の人たちに必死にお願いして

3年間頑張って集めてきた。

そんな話を聞いていたら胸が詰まった。

でも、ママはいっつも笑顔!

子どもたちが頑張れるのも、ママのこの笑顔のおかげだと思った。

こんなにたくましくて、頼りがいのあるママ。

実は、歳が僕の1つ上。

自分はつくづく生ぬるい環境で育ってきているなと痛感します。

この家族と共に、KESTESというツールを通して、自分も成長していきたい。



ケニアに来てから支援に対する考え方が変わった。

日本にいるときは、支援することに意義を感じていたけれども、

ケニアに来てからは、日本で自分が考えていたことはただの綺麗ごとだったと感じるようになった。

これまでにさまざまなNGOの活動を見せてもらったけど、

やっぱり、支援するときの考え方って家族を持つときの覚悟と一緒なんだなって今は思う。



特に、その考え方を教えてくれたのが、早川千晶さんのマゴソスクール

(ちょっと話が脱線する。)

どんなに格好つけて、ボランティアしてますとか言っても所詮は協力隊員。

日本のみなさんの税金で生活させてもらってるし、

ましてや一協力隊員がケニアの子どもを養えるわけがない。

そんな自分の状況を早川さんの活動と照らし合わせてみると、

やっぱりかなわないと思う。

赤の他人の子どもでも、人種の違う人たちでも、

早川さんはなりふり構わずがむしゃらに、その人たちを守ろうとする。

持続可能なボランティアをするには、やっぱり自分の生活や経済的な基盤ができてないとだめだ。

そんなことを勉強した。



けれども、自分に生活や経済的な基盤がないからといって、

じゃぁ支援をしないというのもまた話が違うと思う。

自分の基盤がないけれども、幸いなことにケニア協力隊員有志の活動としてKESTESが存在する。

一人の力ではできないことを、有志のみんなで力を合わせて実現しよう。

それがKESTESの良いところ。これだけでKESTESの存在意義はある。

実際にKESTESのおかげで、過去に何人もの学生が救われてきた。

自分は今その組織の中にいて、もう一歩踏み込んだ活動をしてみたいと思っている。



奨学生候補生のために、今後の自分の人生の成長のために。

ケニアの未来のために。

とにかく今は、自分にできることをコツコツとやるのみ。

全ての出会いに感謝しながら、また明日も頑張る!


KESTESホームページはこちらをクリック




*ケニアシリング・・・1ケニアシリング=約1円

*高校4年生・・・ケニアの高校は1年生から4年生まである。


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Posted on 2011/12/02 Fri. 00:19 [edit]

category: KESTES

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