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【No.47】ケニアでもやってます、人権教育。 

*・――――――――――;・*・――――*・**―・*・*∵――――――――――――――――――*∵

l BenzoのWeb通信 ――・*・∵

l がじゅまる通信

l【本日のおしながき:ケニアでもやってます、人権教育。】

l                               Vol.47

*∵―――――――――――――――――――――*2011年6月13日発行*∵――――――――*∵

こんにちは。ケニアよりBenzoです。

2週間後無沙汰してました。みなさんお元気ですか?

Benzoは、ぼちぼち元気に過ごしています。

そうそう、ケニアまで手紙をくれた人には2週間前に絵はがきを出しました。

もうついているか、そろそろつく頃だと思います。

またのお手紙お待ちしていますね。






●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●



    ケニアでもやってます、人権教育



●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●

今日の活動のこと。

NIHONGOの授業を導入したら、

絶対出てくるだろうなと思っていた子どもたちからの差別発言。

やっぱり出てきました。

今日は授業で数字の読み方を教えていたら、いきなり子どもが

「チンチョン!」と発言をしました。

ケニアに来てから、よく「チンチョン!」といわれることが多く、

よく嫌な想いをすることがありました。

チンチョンとは、中国人のことを指して、彼らを馬鹿にする言葉なのです。

でも、僕らがケニア人、タンザニア人、

ウガンダ人などのアフリカの人たちを区別できないように、

アフリカ人も中国人、日本人、韓国人の区別が全くできません。

だから、よく「チンチョン」といわれて嫌な想いをするわけなのですが、

最初の頃は、「チンチョン」にどういう意味があるのか、

なんで「チンチョン」といわれたら嫌なのか、

そんなことをよく考えることがありました。

子どもが授業中に差別的な発言をすることは、日本の学校でもよくあります。

だから、学校の先生としてケニアに来ている以上、

子どもたちにその辺も教え込まないといけないと思って、

去年の暮れごろに体を張って(?)調べてみたことがあります。


時間をさかのぼること約半年、同期隊員とタウンでタクシーを待っていると、

ケニア人が「チンチョン!」とBenzoたちのことを馬鹿にしてきたことがありました。

いつもなら、「チンチョンっていうなー!!」と怒るところなのですが、

そこを我慢して、「俺たち日本人だからさ、こんにちわっていうてや。」と切り返してみると、

ケニア人、「オー!日本人かー!」と言って大喜び。

中国の人に対して本当に失礼なことだと思うのですが・・・。

とにかく彼らと仲良くなったので、「何で中国の人に対してチンチョンっていうん?」

と聞いてみることができました。

彼らが言うには、

「昔から中国人はお金儲けばかりが大好きで、人とのつながりを大切にしようとしない。

で、コインが落ちた音がチンチョンていうから、あいつらのことをチンチョンっていってるんだ。」

とのことでした。

それを聞いたBenzo、本当はそのことで反論したかったのですが、そのときはしませんでした。

Benzoには中国人の友達が何人かいますが、

彼らは人とのつながりを大切にしないような人ではありません。

それに、外見だけでどこの国の人なのか見分けがつかないのに、

人が嫌がることをいうのは、人としていけないことだとも思います。

前置きが長くなりましたが、(いつものこと)

だから今日は、NIHONGOの授業をストップして子どもたちにしっかりと話をしました。

まず、生徒たちに対して

「今誰がチンチョンていうたん?先生怒ってへんし正直に手を上げてくれへん?」

と、子どものの両親に訴えかけてみました。

ふだん、体罰などの苦痛を経験している子どもたちなので、

こういうときは、悪いことをしたと思っても、手をあげられないのがうちの施設の子どもたち。

まぁ、日本でもそうやけど。

でも、続けてさらに「先生は話をしたいだけなんやけどな。今、先生悲しいねん。」と訴えかけると、

一人の子どもが、すまなさそうに「Mimi・・・ Mwalimu・・・(僕だよ・・・先生・・・)」

手をあげてくれました。

体罰の不安を抱きながら、勇気を持って手をあげてくれた彼がかっこよかったです。

だから「正直に話してくれたから、先生嬉しいわ。君はいい生徒やな。ただ間違っただけやんな。」

すかさず、そう言って彼をフォローしました。

(彼の罪の告白は、本当に立派だったと思います。)


そして、「なんで『チンチョン』ていうたらあかんのかな?みんなで考えてみようや?」といって、

NIHONGOの授業を中断して、チンチョンについてみんなで考えてみました。

子どもたちは、「悪い言葉だから」、「人をからかう言葉だから」などなど、

いろいろと子どもたちなりに考えて意見を出してくれました。

そして、最終的に「ムワリム(先生)、『チンチョン』てどういう意味なん?」

と、こちらが子どもたちにさせたかった質問を質問してくれました。

子どもたちに、一番伝えたかったこと、一番聞いて欲しかったことを、

子どもたち自身が興味を持って聞いてくれている。

今までの活動ではなかったことでした。(本当に嬉しかった。)

だから、最初で書いたようなことをスワヒリ語と英語を交えて子どもたちに話しました。

すると、子どもたちの顔色が本当に真剣な顔になって、

『この言葉は言っちゃいけない言葉なんだ』という表情に変わったのです。

やった!しっかりと伝わった!(本当に嬉しかったです。)

たまたま今、施設に韓国人の短期ボランティアが入っているので、

『チンチョン』の意味を説明した後に、

「みんなムワリムホンマンの悲しい顔見たくないやんな?

だったら絶対に『チンチョン』いうたらあかんで。」

「もちろんムワリムトモヒロだって、とっても悲しいんやからな。」

といって話を終わりにしました。

こういう授業が、残りの活動でもできたらいいなと思います。






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Posted on 2011/06/13 Mon. 20:42 [edit]

category: ボランティア活動

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コメント

いい話ですね 

いい話ですね。
ちょっと感動しました。

たまに学校の生徒からも笑顔でチンチョンって言われることもあったけど、
どういう意味か分かって使ってない人もけっこういますね。
子供たちには、自分の発言に対し相手はどう思うか、
という想像力をつけてもらいたいなー、と思います。

URL | gaku #D7EUdaRo | 2011/06/14 01:28 | edit

Re: いい話ですね 

Gakuさん

意味も知らずに使っている人がほとんどちゃうかな?
どっちにしても、人を馬鹿にするのはよくないことやんね。
たぶんケニアでは人権教育ってやってないから、
教育のそういう部分をケニアに輸出できたらいいと思う。

URL | Benzo #- | 2011/06/14 08:14 | edit

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